2012.11.26 Monday
高島 大樹
先日、生駒で陶芸をやられている高島さんの個展に行ってきました。
今後の私の作品に大きく影響を及ぼす程の刺激を頂きました。
刺激というより衝撃に近かったです…。
東洋と西洋の融合。
古典的でありそして新しく、遊び心が満載。
様々なモノを取り入れ、吸収し、そして自分のモノにして作品を作り出す。
作り出された作品は、全く新しいモノとなり、誰が見ても高島さんの作品とわかる…。
何を取り入れるか?
どこを吸収するか?
それを自分のモノとして作り出せるか?
自分が最も重要だと思っている、作家として必要なコノの3つの要素がここに集約されていました。
帰りの道中、興奮と恐怖が同時に襲ってきました…。
自分は今まで民芸が好きで、資料を読みあさり穴があくほど見た押し民芸に特化しようとしていました。
しかし、それは目の前しか見えなくなり、作品の幅を自分で狭めていたこと…。
もう一つは、作家としての要素がまだまだ不足しているのを民芸に頼り、補おうとしていたのかもしれない自分に気づかされた恐怖と…。
今後、自分の考え方が大きく変わり、新しいモノが生まれるかもしれないという興奮が同時に襲ってきました。
今夜は高島さんの花器を眺めながら、高島さんの小茶呑で酒を呑みました。
遊び心満載の花器から
『梅田君! 視野を広く持った作品造りをっ!』
と高島さんの声が聞こえてきます 笑
本当に行ってよかったです!