xmlns:og="http://ogp.me/ns#" xmlns:fb="http://www.facebook.com/2008/fbml"> 2012年07月の記事 | 梅田家具工舎
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2016.06.03 Friday

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2012.07.20 Friday

三方胴付

 鏡台のキャビネットを制作中です。

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足の貫にキャビネットの側板を三方胴付で差し込みます。


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胴付で利かすため、貫を基準に側板をカンナで少しずつ削っていきます。


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ピッタリ収まりました

どのくらい利かすかは、木の材料や仕口の種類により、それぞれ変えています。
言葉では説明できませんが、経験と感覚を頼りにしています。

鏡台キャビネット、今月納品です。













2012.07.18 Wednesday

喫茶 『李青』

 高麗美術館の帰りに、李朝繋がりで喫茶 『李青』に寄ってお茶とお食事してきました。

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建物の雰囲気はとても良くゆっくりできる所でした。

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お店の中には、李朝物の作品が置かれており、私の心をとてもくすぐりました♪





韓国料理の食事も美味しかったのですが、一番関心があるのは、ここに置いてある書籍です。

李朝物の古い資料が沢山あり、喫茶しながら閲覧できます。
とっても、勉強になりました。
涙もののお宝がここには沢山あります。。。

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李朝家具の資料は日本では本当に手に入らなく貴重なモノです。
もう少し近ければ、足げに通うのですが…。

来年、友だちと一緒に韓国へ行く予定をたてています。
大工さん、陶芸さん、木工さんで行く予定です。
大工さんは李朝の建築を勉強しに、陶芸さんは李朝の陶芸を勉強しに、私は李朝木工を勉強しにとそれぞれが、別分野の李朝モノを勉強しに行こうと計画を立てている所です。

奈良にも、李朝モノの資料が閲覧できるとこがあればいいのですが…。


時間があれば、また行きたいものです。


2012.07.17 Tuesday

高麗美術館

 先日時間があったので、久しぶりに京都にある高麗美術館に行ってきました。

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以前は京都に住んでいたので、たまに時間があるときに行っていたのですが、奈良に引っ越してかは、なかなか行く時間が取れなくてご無沙汰していました。

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今回は、李朝青磁展を行なっており色々と目の保養になりました。
私は、民芸が好きで民芸の中でも、特に李朝ものが大変好きです。

あのなんとも言えぬ、人の手で造った大らかな作品が大好きで、私もそんな大らかな作品を目指し日々作品造りをしています。

李朝もののいい所は、作家の生き方やその土地にあった風土を自然に取り入れて作品造りをしているところだと思います。


IMG_0743.JPG

現代で作家活動をしていると、どうしても利益などを優先に考えてしまいがちになります…。
この作品だったら何日で仕上げないと利益にならないとか、幾らくらいの作品を作ろうだとか…。

勿論、生活していくためには必ず必要なことだと思います。

しかし、コノ『利益』と言うものが、作品の質を下げることに繋がるということを念頭に入れとかなければいけないと私は思います。




美しいモノとは何か?




コレを考えるのは大変難しいことであります。
しかしながら、利益からは美しいものは生まれないと私は思っています…。


美しいものは自然の中に多くあります。


自然と共に暮らし、四季を感じ、その風土にあった生活をしていく…。
そこに美しいモノが存在していると思います。



四季折々の木の生え方、花の咲き方、太陽に向かって伸びていく力強さ。
そして、枯れていく様…。
その姿に美しさが隠されているのではないでしょうか?


木と言う自然のモノを扱う。
ですから、僕は自然の中から美しさを学ぼうと思っています。






2012.07.13 Friday

欅の根っこ

 
いつもお世話になってる、和家具屋さんのおじいちゃんから連絡がありました。
その方は家具は造らないのですが欅の木が好きすぎて
欅をいつも買ってき
ては眺めて、コレで何か作れんかと言ってきてくれます。





今回はなんと言うことでしょう…。
こんな面白いケヤキの根っこをどっかから仕入れてきました♪


 『よ〜♪ コレ見てみ〜♪ エエでぇ〜♫ コレエエでぇよ〜♫』
と、物凄いご満悦 笑






良い杢がでそうなうねり方をしています。




盆明けに一緒に製材しにいくことになりました。

しかし、どう製材するか…。
コレでどんな面白いものが出来るか…。
センスが問われるところであります。
盆明けまでに難しい宿題がおじいちゃんから出されました…

ですが、とっても楽しみです♫




コノ欅をどう料理するか、構想を熱心に話すおじいちゃん。
純粋無垢に欅の木を愛しているその姿が素晴らしいく男前に見えました。
僕が尊敬する姿です。
僕もこう言う少年のような年のとり方をしていきたい…。



欅の根っこ。
コレで面白い家具をつkる予定です。
興味有る方はご連絡下さい。


梅田家具工舍

住所
〒630-2151
奈良市水間町2334-2
TEL&FAX 0742-87-0682
mail: mb44an83ml@kcn.jp




2012.07.09 Monday

マコンデ彫刻

 
前々から行きたかった、鳥羽にあるマコンデ美術館に行ってきました。





ハッキリ言って、衝撃でした…。
僕の頭がコジ開けられて、脳ミソを振り回されました…。











黒檀の一刀彫。
しかし、これは一刀彫なんてモンじゃない…。
彼らの魂が宿っている。

構想や立体感、彼らがイメージする抽象的なもの…。

全てが神秘的・独創的で圧倒的なセンス…。

この文化に勝ってるものは、僕の頭ン中にはこれっぽっちもありませんでした…。
凹むを通り越し、只々脱帽でした…。













ピカソがピカソとなり、
岡本太郎が太郎になり、
浜田知明が浜田になる…。

その瞬間にマコンデが存在してました。


脳みそバ〜ン!
2012.07.04 Wednesday

ブックマッチ・ダイニングテーブルセット

 こないだのダイニングチェアーにスピンドルを取り付けます。




コレに先日紹介した背もたれを組んでいきます。
これだけスピンドルの数が多いと、組むのが大変です…。

こっちはめたらあっちがとれて、あっちはめたらこっちが抜けて…。
一人でしていると、こう言う地味な作業に苦戦します…。



仕上げに、また南京カンナで背もたれのアールを調整して、出ているホゾなどを綺麗にして完成です。





ブラックチェリーのブックマッチ・ダイニングテーブルと椅子4脚、セットで納品です。
和風建築に逢うようにデザインしました。

興味のある方は、ご連絡ください。


梅田家具工舍

住所
〒630-2151
奈良市水間町2334-2
TEL&FAX 0742-87-0682
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